先ほど、北海道新聞を読んでいたら、NIOX MINO(ニオックス・ミノ)の記事を見つけました。実は、私、恥ずかしながら、初めて知ったのですが、喘息の診断ができる器械なんですねぇ!
喘息では、呼気中の一酸化窒素が増えるので、その一酸化窒素を検出し、数値として表示してくれるそうなんです。
慢性咳漱の患者さんで、最後の最後に、咳喘息だったと診断される患者さんもいらっしゃるので、初診の日に、喘息と診断がつけば、診断までにかかる医療費を節約できますね。エコの時代にぴったりの器械?!
また、重症度と数値が相関するらしく、重症度判定にも使えるとのこと。
そのうち、喘息のガイドラインが、NIOX MINO(ニオックス・ミノ)を使ったものに変わってくるかもしれませんね。
医学生時代は利根川進博士に憧れて、ノーベル賞を夢見た(は言い過ぎですね)ときもありましたが、自分にはそんな才能はないと、早々に諦めていました。
しかし、素晴らしい発明はできなくても、素晴らしい発明に敏感になり、それが、人を幸せにするのなら、積極的に広める立場には立てると思っています。
こういう人に役立つ発明を広めていく仕事もしていきたいですね。
でも、今回は、イノベーション普及理論でいうと、私の立ち位置は、innovators(革新者)ではなく、early adopters(初期採用者)ぐらいでしょうか。
早く保険適応になって欲しいですね。
2009年1月28日水曜日
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